資産運用の方法

長期投資をおすすめする理由と短期投資をおすすめしない理由を解説

2021年7月18日

 

こんにちは、まーぴよです。
会社員として働きつつ、自分の価値でお金を稼ぐ“副業”で収益を上げています。

今回は「長期投資がおすすめされる理由を知りたい」という人に向けて、情報を発信していきます。

「投資初心者は長期投資がおすすめ!」という言葉をよく耳にすると思いますが、何故!?と思ったことはないですか?

実際に私は長期投資も短期投資も経験しています。

そんな経験を踏まえて、投資初心者に長期投資がおすすめの理由について解説します。

 

 

長期投資がおすすめの理由

そもそも長期投資というのは短くても3年〜5年で、長い場合だと10年、20年も保有し続ける手法です。

そのため、この期間は利益が確定しないことになります。

まーぴよ
「え?20年間も口座にはお金が戻ってこないの?」

そうです。利益を確定させない限りは口座にお金は増えません。

今すぐお金が必要という人は、投資ではなく必死に働くことがおすすめです。

長期投資は将来に備えて資産形成をしたい人に向いていて、時間を投資できるかがポイントになります。

では、将来に備えて長期投資をおすすめする理由について説明していきましょう。

 

複利効果でお金を増やしやすい

投資の最大のメリットは「複利効果」があることです。

複利効果とは

運用で得た利益を元本に上乗せし、さらに投資をすることです。
利益に対しても利益を生むので、利益がどんどん膨らんでいきます。
いわゆる雪だるま方式ですね。

一方で単利とは、運用で出た利益を元本に上乗せせずに、当初の元本のまま投資を継続していくことです。
簡単にいうと、出た利益はすぐに出金し、常に100万円を元本とする方法ですね。

こちらが元本100万円に対して年利5%で30年運用した場合の複利と単利の違いです。

どちらが投資に効果的か一目瞭然ですね。

時間をかければかけるほど、お金が増えていくのが複利のメリットと言えます。

 

メンタルが安定しやすい

長期投資は先程も説明した通り、短くても3〜5年は保有し続けるため、ちょっとした下落は対して気にする必要はありません。

「今日の株価が。。。」とか「ドルが下落している。。。」とか。

例えば「保有している個別株が倒産寸前で株価が下落している!」であれば重大ですが、「アメリカ大統領の発言で相場が荒れている!」というのは、同じ暴落でも質が全然異なります。

長期投資であれば、下落しているなら買い増そう!」という強い気持ちで大丈夫!

今日の利益ではなく、10年後、20年後の利益を見据えることが重要です。

 

売買手数料が抑えられる

売買をするときにはもちろん手数料がかかります。

長期トレードでは売買の回数も自然と少なくなりますので、手数料がかかる回数も減ります。

「たかが手数料」と思うかもしれませんが、意外と重要かも!

税金と手数料が引かれた後の利益を見て、ちょっと驚くかもしれませんね。

 

 

長期投資には投資信託がおすすめ

やはり初心者が長期投資をするのであれば、投資信託がおすすめです。

個別株や不動産投資も魅力的ではありますが、それなりの知識とまとまった資金が必要になってきます。

「今月から始めたい」という人は、投資信託から始めてみるといいでしょう。

ここからは「投資信託ってなに?」について解説していきます。

 

投資信託とは

投資信託とは

複数の投資家から集めた資金を一つにまとめ、運用のプロが株式や債券、不動産に投資・運用する商品のこと。
そして、その商品で得た運用益を投資家の投資額に応じて分配する金融商品を指す。

簡単にいうと、単独の路面店(個別株)ではなく、デパートのような複合施設(投資信託)で買い物をするイメージ。

例えば、誕生日プレゼントを買いに行く場合、単独の路面店に行くよりも、いろんな店舗が入っているデパートの方が物色できますよね。

デパートはいろんなお店が揃っているので、「目当ての商品が見つからない」というリスクを軽減してくれます。

投資信託も同じで、複数の銘柄をまとめた商品のため、一つの銘柄が暴落しても別の銘柄がカバーしてくれ、商品全体としては大きな暴落を阻止することが可能です。

 

つみたてNISAで積み立てが可能

投資信託はつみたてNISAの対象になります。

つみたてNISAで積み立てることができる商品は限定的ではありますが、国が認めた商品のみに厳選されているので、リスクを抑えつつ、且つ、選びやすい傾向があります。

また、積み立て設定時に毎月なのか毎日なのかを選ぶことができるので、初めの設定さえしっかりできれば後はほったらかしでOK!

そしてなんといっても、少額から始めることができるのも大きなメリットです。

まーぴよ
「少額といっても10万円ぐらい必要?」

実は毎月100円から積み立てることが可能です!

ほとんどの人が毎月100円は積み立てることができるはずなので、挑戦するハードルは相当低くなっています。

 

ドルコスト平均法でリスク分散

長期投資は「時間」が最大の味方とお伝えしましたが、「ドルコスト平均法」はまさにそのことを指します。

ドルコスト平均法とは

一定額の金額で同じ商品を定期的に買い続ける投資手法のこと。
株価が高いときには少なく、安いときには多く買うことが可能。

毎月一定額買い増しをしていく場合と毎月一定口数買い増しをしていく場合を比較すると、このように1口あたりの平均単価に差が生まれます。

ドルコスト平均法で買い増ししていくことで、一時的な下落相場であっても平均単価を下げる効果があり、将来的にはプラスに転じる可能性が高まります。

 

 

初心者に短期投資をおすすめしない理由

絶対に投資初心者には短期投資をおすすめしません!

それは何故か・・・?

初心者だった私が短期的な利益を狙って、しっかりと損失を出したからです(笑)

「短期投資」は数分から1日で取引を終える「デイトレード」のことを指します。

私は1週間で100万円弱の利益が出たこともありましたが、その1週間後にはトータル損失が150万円になっていました。

デイトレードの難しさを痛感•••

私が実際に経験した結果、おすすめしない理由2点を解説します。

・運ゲーになりがち
・メンタルが不安定になる

 

運ゲーになりがち

会社員として働いていると、常にチャートを見ることは実質的に困難です。

目を離した隙に損失額が大きくなり、損切りをするタイミングを逃すということもあります。

なので、デイトレードのように短時間で値幅を狙う手法は、常にチャートを見ることができない会社員には向いていません。

また、相場は「投資家心理」によって作り上げられていることを覚えておきましょう。

たまに材料がないのにもかかわらず、急騰、暴落して銘柄があると思います。

これは投資家同士の心理戦が繰り広げられている結果です。

上がるかな?」「下がるかな?」で銘柄を選定している以上はただの運ゲーになるので、相場を読む力を身につけた上で、足を踏み入れることをおすすめします。

一度大きな損失を出すと、取り戻すのに時間がかかるので、安易にやらない方が良いです!←経験談

 

メンタルが不安定になる

デイトレードはメンタルが不安定になります!←ガチ

常にチャートが見れない、且つ、そこまで知識がない状況で始めた私は、ほとんど運ゲーで売買を繰り返していました。

運ゲーなので「上がった!やったー!!」「下がった…最悪…」毎日こんな感じ。

そして、すぐに利確はできるくせに、損切りがなかなかできず、気づいたら「え!?」みたいな損失になることも。

株価が気になって本業に集中できなくなることもしばしば…

投資を始めた当初は、株価の変動に一喜一憂してしまうのはしょうがないことです。

なので投資を始めるならば、目の前の株価変動を気にしなくて良い長期投資から始めることをおすすめします。

投資に慣れ、相場を知り、投資家心理を勉強してから短期トレードに挑戦することがいいでしょう。

 

 

まとめ 初心者は短期投資よりも長期投資から始めよう

  • 複利効果でお金を増やしやすい
  • メンタルが安定する
  • 売買手数料を抑えられる
  • 迷ったらつみたてNISAがおすすめ
  • ドルコスト平均法で時間を味方に
  • 初心者が短期投資をすると「運ゲー」「メンタル不安定」に

会社員は常にチャートを見ることができないので、デイトレードのような短期投資は一つの判断ミスで大きな損失につながることがあります。

大きな損失は取り返すのに時間がかかる上に、メンタル面にも影響が•••

投資はあくまで将来に備えて資金を確保するために行うものですので、長期目線で投資をすることをおすすめします。

長期投資を経て勉強した後に、余裕資金で短期投資を経験してみるといいかもしれませんね。

 

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